title_sab
天然温泉マンションシリーズ
温泉は枯渇しないの?

アパグループでは温泉が出た際に、何度も揚湯テストを実施。
汲み上げると水位がどの程度下がり、どのくらいのスピードで元にもどるかを検証し、安定した結果を確認してから水位に影響の少ない揚湯量を決定しています。
但し、地殻変動等により、泉質や水量が変化する可能性があります。


湯花が配管で詰まったり傷んだりしませんか?

水道水に比べ、温泉には塩分や鉄分などの配管を腐食したりつまらせたりする成分が含まれています。
アパグループでは、銅管内部を樹脂コーティングした耐熱ライニング鋼管や耐熱塩ビ管、ポリブテン管を採用し、配管の腐食を防ぐ対策を行っています。
また、付着した湯花を定期的に薬剤で除去するメンテナンスを行っています。


温泉の利用が重複するときなどは、出が悪くなったりしませんか?

温泉は、一度温泉水槽に溜めてから同時に使用することを考慮して各邸に供給します。また全世帯が浴槽に温泉を張ったとしても十分に賄えるように温泉水槽タンクの容量を設定しています。


温泉を大量に使う事で地盤沈下が起きたりしませんか?

温泉は、地下約1,000メートル前後の深部の固結した地層からの採取であり、また工業用水等の採取目的の数万t/日/坑を地下約200メートルから汲み上げるものに比べて格段に少なく、これまで沈下対象層となっている浅層部を採取層としない為、温泉を使うことによる沈下への影響は低いと考えています。


浴槽は汚れたりしませんか?

温泉を張ったままにしていると、排水口の周りに温泉成分が付着しがちなので、使用後は早めに排水し、こまめな清掃をおすすめします。


天然ガスって大丈夫?

地下を1,000メートルも掘ると、メタンガスが溶け込んだ化石水があります。掘削時はケーシング管に閉塞バルブの付いた坑口装置を付け安全対策を徹底。さらに、汲み上げ時に温泉に溶け込んでいるメタンガスを分離するシステムを採用しています。
また、先般の改正温泉法(H20.10.1施行)に伴い、該当施設は可燃性ガス対策の強化を実施、新法への適合も行っています。


温泉の残り湯で洗濯する事はできますか?

温泉水に含まれている鉄分や塩分、腐植酸(フミンサン)等の成分の色が付着しますので、洗濯には不向きです。
水道水をお使いください。


配管のメンテナンスは?

専有部分配管にはメンテナンスが容易に行えるサヤ管ヘッダー方式を採用。また、共有部分配管の付着物の量についても一定期間データをとったうえできめ細やかなメンテナンス計画を立てています。また、温泉水槽の清掃を定期的に実施します。
※メンテナンスの期間中に温泉をご利用できない場合もありますので予めご了承ください。